本日は、耐震診断を兼ねてある家の調査へ行ってきました。
これは地震予測表、ちょっと前のデータです。地域ごとに予測がされています。
先日、12月14日 13:01 美濃東部 (E 35.4 N 137.3)で地震がありました。 震源深さ50M マグニチュード5.2 。
中津川・恵那・瑞浪・郡上で震度4。美濃加茂・可児・八百津このあたりは震度3。
2010年は、岐阜県内で震度4を観測したのは0回ですが、2011年は、今回で6回目。
この地域で、過去の統計から予測される地震は、今年発生した東日本大震災と同じ ① 海溝型地震(東海・南海・東南海地震) と、1995年に発生した阪神淡路大震災と同じ ② 内陸型地震(阿寺断層地震) らしいです。
① 海溝型地震 発生確率 87%
東日本大震災の震源は三陸沖。震源域は関東までの広範囲に及びました。
例えば、震源地が東海で震源域が南海まで及ぶ地震が発生した場合、ここ岐阜県八百津町錦織では、震度 Max 5.24 らしいです。
② 内陸型地震 発生確率 6~11%
断層豊富な岐阜県。家から、もよりの大きい断層は、下呂から中津川にかけて走る阿寺断層帯。
例えば、ここで発生した場合、ここ岐阜県八百津町錦織では、震度 Max 5.28 らしいです。
ご参考までのデータですが、どちらも震度5弱程。 ここのような内陸部では、海溝型のような海で発生して揺れる震度5よりも、内陸型のように足もとで発生して揺れる震度5の方が、過去の状況から考えると大変危険です。
直近、岐阜県内で震度5を観測したのは、昭和44年9月9日の美濃中部地震( E35.9 N137.0 ) 震源深さ20km・マグニチュード7。
震度5観測地は郡上郡と益田郡、このあたりは多分震度4。
地震の被害は、山崩れ、崖崩れのため道路損壊などの土木被害。負傷者や家屋被害は、ほとんど落石が原因。
地震が気になる方は、一度各務ヶ原の防災センター(Web)で、過去の大地震と東海地震の想定の揺れを体験されるといいと思います。
地震について人の話や本を読むより、まずは震度5がどんなものなのか? 体で覚える事が一番の備えになるかもしれません。