娘の雑巾掛け。がんばるようになりました。 私が子供の頃も、2階の廊下の雑巾掛けをよくさせられた。
祖母が毎日雑巾をかけていた頃の廊下は、本当に光っていたそうです。 今でも、生きている無垢の木は、手入れしようと思わせるほど味があります。しかし死んだ集成材は、雑巾を掛ける気にもならないぐらい、すれて汚れてしまった。
残念な事が一つ、今2階の廊下は雑巾を掛けるところか、母の物置(ゴミ置き場)となり入ることもできず、もう何十年も雑巾掛けも出来ないまま閉ざされてます・・・。
もったいないとか、何かに使えるとか思っているうちに、物どころか家までゴミになっていくだけなのに、さびしい次第です。
話がそれましたが、娘たちもこうやって雑巾を掛けて、この家が好きになって、大人になり戻ってきて、この昔の風景を残してくれたらうれしいです。 仕事の上でも、いつも思うことです。本当に戻ってきたくなる家、暮らしたくなる家、大切にしたい家、好きな家。
そんな家を設計して、残こす仕事をする。 そのためにまず必要なことは、歪んで割れて手のかかる無垢の木と土で家を知る事、作る事。
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