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次女の記念に植えたけやきの木。葉っぱが出た。
今は細いですが私よりも大きい。この木は、とても大きく育つのです。
5年たったら、少しは木らしくなりますかね。
15年たって、左の家より大きくなったら、暑い夏は気持ちのいい日陰を作ってくれる。そしたら、この家を手入れしよう。
25年たって、道路にはみ出すくらい大きくなったら、奥の車庫への西日を遮ってくれる。そしたら、車庫の鉄板をガラスにしちゃおう。
35年たって、もっと大きくなったら、木の上に子供部屋でも作れたら・・・。
そして100年たって、残っていたら、風景になる事でしょう。
毎年秋は、落ち葉掃除が日課になります。動けなくなるまで、多分50回ぐらいか。あっという間なんだろうな。
寒い中を娘が、切干大根を作ってました。 ザルに広げて天日干しや日陰干しをした大根は、太陽光を浴び風に吹かれることで、なぜか味が深まって(?)美味しくなります。 子供たちも好きなので、すすんでお手伝い。
春の七草ですが、 久しぶりに図鑑を持って外に草を探しに行ってきました。 芹(せり) は見つからず、御形(ごぎょう)はわかりませんでしたが、 ! 。 びっくりしたことに、薺(なずな・ペンペン草)と、繁縷(はこべ)と、仏の座(ほとけのざ)は見つけました。 多分生えてきたのは、ここ2・3日じゃないかなとおもいます・・・。
あまりの正確さに、偶然なのか、旧暦が正しいのか戸惑ってしまいます・・・。(ただの雑草に見えますが・・・)
春の七草は旧暦の1月7日に行っていた行事。ちなみ旧暦の1月7日を新暦でみると、今年は2月9日(明日)、去年は2月20日、来年は1月29日です。新暦の1月7日を旧暦でみると、今年は12月4日、去年は11月23日、来年は12月17日です。 当たり前の事ですが、新暦の1月7日に天然の春の七草はありません。 店頭に並んでいるのは、季節を無視したビニールハウスの七草ということになります。 季節を無視したビニールハウスで育った植物で、季節の行事をするということは、なんとややこしいことでしょうか・・・。もし昔の人が見たら、季節になればほっといても勝手に家の近くから生えてくる雑草を、わざわざ季節外れに人工栽培で作って食べてる人たちをみて、どうなんでしょう。 (御節の後に七草とも言われますが)
こういうことは、どちらが常識なのかどうかわかりません。 季節や自然を無視した新暦で暮らしている以上は、どうでもいいことですが、知っているのと知らないのの差は、とても大きいと感じます。 そして何よりも、旧暦(昔の暮らし)はすごい。
1年が354日で19年に7回どこかの月に閏月を入れて1年を384日とする旧暦に比べると、1年が365日で4年に1年だけ決まって2月29日を入れるだけの新暦は、とにかく楽。もちろん常識は新暦。
食材の場合、 季節に合わせて薬を使わず手間かけるよりも、ビニールハウスで季節を管理して、必要な栄養を計算して化学肥料を投与し邪魔な草は薬で排除すれば、とにかく楽。常識的に、見た目がきれいな野菜は、おいしい。
家の場合、木を刻んで組んで土を塗って手間がかかる昔の家よりも、機械で加工した柱と計算された金具と壁をドリルで固定し、部屋をビニールクロスで覆って隠しちゃうのが、楽。 常識的で言う快適(エコ)な家とは、魔法瓶のように気密性を高めて夏と冬に温度調整をする季節感のないビニールハウス。
こう考えると、楽をするということは人工的に周りの環境・自然を作ろうとすること。その反対は、周りの環境・自然に従うということ。
前者はとにかく楽で計算が簡単なので、行くとこまで行くでしょう、おそらく日本全体がビニールハウス、で世界同一規格。 後者は、手間がかかり計算が難しいので今後もますます姿を消すでしょう、そして風土や地域性というものは必要とされず、なくなちゃうかもしれない。
そして、昔の常識は忘れ去られ、新しい常識が作られていく。 しかしながら、季節はずっと変わらない。
私も新暦の楽な生活をしています。 ただ、できる限り季節に従い自然の一部となって、旧暦で暮らしたいと思う今日この頃です。
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今日は旧1月3日。 山の上に、三日月。 旧暦で今年最初に目にしたお月さま。 (PM6)
旧暦ではもうすぐ五節句の一つ、人日の節句(七草の日)。昔は正月の御節で疲れた胃を休め、無病息災を祈って食べたそうです。七草を調べてみると、 芹(せり) 薺(なずな・ペンペン草) 御形(ごぎょう) 繁縷(はこべ) 仏の座(ほとけのざ) 菘(かぶ) 蘿蔔(だいこん) 、ほとんど雑草。 食べたいとは思いませんが、今のように温室栽培のない昔に毎年行われていた行事という事は、毎年(旧暦1月7日)この季節に、この雑草たちは生えていたとい事。
ちょっと早いような気がするが、明日は田や畔や畑を見に行こう。もし、本当にあったら・・・季節は昔と変わっていないということだ。
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無農薬の稲藁 (ややこしく言うと、除草剤を使わずに育てたお米を、自然乾燥させて収穫する時に出る副産物)。
最近、お米の山田さんより、名古屋の左官屋さんが無農薬の藁を探しているとの話しがありました。詳しい内容は、土に無農薬の藁を入れて建物の壁とし、居住空間を作るワークショップに使用するとのこと。 このワークショップは、山梨でされるそうでちょっと遠いですが、私の藁が家の材料になるということは大変嬉しいことです。
稲藁は昔の暮らしの中で、木舞や苆として日本家屋に使われ畳・茣蓙・莚・藁布団としても使われ、衣としては、笠や蓑、草鞋、深沓、他にもいろんな藁製品や、家畜の飼料や燃料など・・・なくてはならないものでした。今は、ガソリンやビニールやプラスチックなどの原料である石油にとってかわり、藁の需要はほとんどありません。無農薬の藁は、一部のこだわっている方には少し需要があるようです。お米を除草剤を使わずに天日干しする人が、少ないということだと思います。
昔は当たり前の事ですが、自分で育てた無農薬のお米を食べ、その稲の藁で作った家で暮らすことが、今ではいい遊びです。
しかし、藁が山梨の家までいくという事は、山梨より遠くに家を設計しないと、設計の仕事が藁に負けてしまう・・・。
ということなので
全国どこでも行きます、設計の依頼は水野設計室まで。 もれなく無農薬の藁使いたい放題!!(笑)
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本日は暦の上では「大寒」、一年で一番寒い頃。そして、満月。
今年は、2月3日の節分が旧暦の1月1日(旧正月)となり、2月4日が立春。旧暦が使われなくなり、現在の太陽暦が使われるようになって139回目の春です。
今日は、あるお宅に黄梅の蕾が飾ってありました。昔、黄梅は迎春花と呼ばれ、旧正月に咲く花だったそうです。寒さもピークを迎えつつある今日この頃、草木や花や動物たちは、旧暦をみながら春の準備をはじめてます。
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今年、畑で収穫して天日干しした落花生です。それを殻のままストーブで炒って、頂きます。揺らさないと焦げちゃうので、タイマーセットしてストーブの前でつまみながら・・・。
殻の中は、不細工な形のピーナッツばかりですが、めちゃ旨い、やめられない。 落花生は手間は全くかからず、今年の畑のベスト3確定、しかも薪ストーブ料理のベスト3も確定。
昼は珈琲、夜はビールのあてに。来年はもっとたくさんのピーナッツを、畑にまくぞ!
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家から徒歩5分の川岸です。向こう岸には手前に発電所(S29・1954年竣工)、奥には旧発電所(M44・1911年竣工)。それぞれ半世紀と一世紀前の近代建築物。このローケーションにこの建物、好きな人にはいいと思います。
頭がパンパンになった時は、ここで気分転換。
来年は、ここに簡易ベッドを持ち込んで本読みながら、バーナーで湯を沸かして珈琲をいただくことにしよう。
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旧八百津発電所資料館 : 岐阜県加茂郡八百津町
筏流し、あるいは木流しとも呼ばれる木材の運搬作業は、丁度、今ごろ行われる。冬の間に伐採した木材を春の雪解けの増水を利用して本流に流していくのだ。
一本ずつ流されてきた木材は、水量豊かな本流でまとめられ筏に組まれる。このような木材をまとめるのに適した地を「網場(あば)」と呼ぶ。木曽川は木曾檜の筏流しで有名だが、網場は、岐阜県の八百津町にあり、上流から流されてきた木材は、錦織(にしこおり)という地点で筏に組まれた。木材はここから筏で、桑名まで運ばれて江戸や大阪の消費地に海上輸送されたのである。
この錦織網場の対岸は中世以来木曽川の最奥にある川港として有名だった。明治になって水運は衰えたが、八百津には木曽川の豊富な水を利用した水力発電所が建設された。この八百津発電所(旧名古屋電灯木曽川発電所 明治44年竣工)は、昭和49年まで発電を続けた。上流に新しい発電所が建設された後も、貴重な明治の産業施設として保存されることになり、八百津町では、この産業遺産を資料館として再利用した。
八百津町は、日本のシンドラーと呼ばれる、リトアニアで沢山のユダヤ人を救った杉原千畝の出身地であり、記念館がある。もし、八百津町を訪れる機会あれば、この旧八百津発電所資料館を訪ねるのも良い。
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八時過ぎですが子供たちはもう寝ました。あたりは数種類の虫の鳴き声しか聞こえません。自然の音の波です。
ここは床はあるが天井がなく西と東は壁で東と北は壁がないです。外ではないですが、風が体を吹き抜けます。奥は漬物小屋になり、母屋の北側、西日は当たらないので、夏の午後はこの家でいちばんすずしいところです。
こういう外でも内でもない部屋や空間を、敷地をしっかり読んだ上で、イメージどおり設計すること。
水野設計室ホームページ
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紹介します。この猫は、我が家にすみついた野良猫「ペケニータ」。ホームページのトップにも写ってます。
とってもずうずうしい猫です。夏は我が家の一番すずしいところで、冬は我が家の一番あたたかいところで、ごろごろしています。この猫が来てから、確かにネズミはいなくなりましたが、ネズミよりも迷惑です。土足で家の中を走りまわります。畳も障子もふすまもひっかきます。毎日大事な杉苔の上で用をたすので、杉苔は枯れます。たまに仲間の野良猫を連れてくるので、食費も高くつきます。仕事中には、よく膝の上にのってきたり、体を摺り寄せてきて邪魔します。腹が減ると、ずっと鳴いてうるさいです。でも、家族全員で家を空けてた時には、いつも駐車場にお座りして私たちの帰りを待ってるかわいいやつです。
水野設計室ホームページ
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昨日、八百津町より、桜の満開が発表されました。
錦織(蘇水峡)の桜です。
今日は意外にたくさんの人が来られてました。ござ敷いて花見をされている方や、名古屋や大阪ナンバーの車も見かけました。
三本の桜の真ん中が錦織に一本だけ(?)ある薄墨桜。こちらは満開を通り越して、花が徐々に薄墨色に。ちょうど見ごろです。
そして、錦織の一番のお奨めの桜は、公民館の桜でーす。
来年はこのぐらいの時期に、花見も兼ねてギャラリーを催そうと思いました。4月でも、我が家はまだ寒いですけど・・・。
来週の土日は八百津祭りです。
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