毎月うちには、長崎の本屋さんから絵本が届きます。今月は、ゆらら に 「あかいくるまのついたはこ」 、ねね には 「あすは きっと」 。
長崎の本屋さんは、子供にふさわしい絵本について、こんなことをおっしゃってます。
子供に見つめられるに足る美術であり、子供に美しいものへの感性を育てる絵本。
洗練された美しい日本語によってつづられ、子供の表現をより豊かなものに育てる絵本。
絵と言葉によって綴られた物語が、真に子供の心の姿と響き合っている絵本。
そして、親が子供に読んであげる事で、はじめて生命のかよう絵本なのです。
子供たちに絵本を読んであげられるのも、10歳ぐらいまで・・・かな。
子供たちに今しかしてあげられない事だし、私にとって今しかできなことだから、戻ってきたらもっと絵本の時間を大切にしないとね。
毎月本が届くの楽しみにしてる子どもたちに、明日郵便で贈る事にしよう。
とりあえず今日のとこは、おっさん一人で読んで寝る。
最近、子供たちと見た本です。 ロシアの静かな美しい町の1990年の写真集です。
1986年4月チェルノブイリ発電所爆発。とても美しい大地に、目に見えない放射能がいっぱい降り注ぎ、時間の経過とともに小学校が閉鎖されていき、村々が廃村になり、そして不安を抱えながらも安全だと言われて大切に育てた子供たちが、次々と死んでいきます。
絵本のようなとても美しい風景の写真と、そこで死んでいく子供たちの写真。真実を理解するまでにとても時間がかかりました。
広河隆一氏のあとがき
この本に登場した子供たちの何人かは、もうその小さな生命を終えてしまっています。そして多くの子供たちが今病気に苦しんでいます。
その子供たちの事を思い出すにつけ、なぜこんなことが起こったのかと考えざるをえません。
チェルノブイリで起こった事故は確かに恐ろしいものでした。しかし本当に恐ろしい事は、その後に起きて今に至るまで続いているのです。
それは人々が危険なところに住んでいるのに、安全だと言われ、そう信じさせられてきた事です。
もしかしたら、そもそも原発というものが安全だと考えることが、全ての悲劇の原因かもしれません。
・・・・・
先月、今年穫れたお米と、家の裏の土を、放射能測定(Nalシンチレーション検出)依頼に出しました。
お米も土も、20bq/kg以下【不検出】という測定結果でした。
お米は測定下限値以下で検出されませんでしたが、土からは【セシウム137】5.8bq/kg と 【セシウム134】6.8bq/kg の放射線のピークがはっきりと検出されました。
確実にこの土地にも、1秒間に1kgの土から5.8個と6.8個の原子核が崩壊して放射能が発生しています。
半減期2年のセシウム134は、少なくとも半減期30年のセシウム137よりは、徐々に減ってはいくが、今の子供たちはもちろん未来の子供たちも、この大地からの被爆と、この大地で育った作物を食べて内部からの被爆から逃れることは出来ません。
安全だと言われている今回の放射能測定結果。まだ2歳と5歳の娘たちは、これからどうなるのだろうか・・・。
もしも逆に、暮らしている土地で強制退去まではいかない高濃度の放射能が測定され、そして安全ではないかもしれないと言われ、自ら危険の可能性を認識したところで、はたして現実的に暮らしている地を去るという、辛い決断ができるのか・・・。
今も止まることのない原子力発電。 行きつく先には、安全と言われても危険と言われても、悲劇しかありません。
1986年から25年が過ぎて2011年また同じ過ちを繰り返し、1990年から25年後の2015年また同じ悲劇が始まる・・・。
戦争は人の手で止められるけど、放射性物質の崩壊は人の手では止められない。今やらないといけない大事な事が、二つある。
朝から、大人8人と子供3人みんなで田植え、補植、糠まきまで、予定通り終了。おにぎり食べながら、スイカ食べながら、よく働きました。
子供たちの記憶に残る一日になったかな。
結局、糠は500kg手に入ったので迷いましたが、1反の田んぼに300kg(300kg/反)と、2反の田んぼに200kg(100kg/反)まきました。
除草目的には十分、肥料目的には多すぎと少なすぎで、来年の為の参考にちょうどいいくらい。 300kg/反は倒れちゃうと思うけど、8月中頑張ってくれれば十分。 苗は発芽が不十分だったので、最後まで不揃いのまま、特に小さい苗や肥が切れたような薄い緑の苗が目立ちました。 苗作りは来年の大きな課題。 今年は2回の代掻きで、コナギやヒエの一回目の除草はできてるし。
とりあえず、田植えまでにやろうと思った事は、やりました。 さぁ明日からは、結果の検証と考察の日々です。草取りと・・・。
最近、オタマジャクシすくいに夢中の娘。 去年より、すくってくるオタマジャクシの量が、めちゃ増えました。どうやら、オタマジャクシの正しいすくい方を発見したようで、娘にコンコンとオタマジャクシのすくい方のレクチャーをうけました。
・ まず、オタマジャクシは冷たい水のところにはあまりいないので、水が暖かいところへ行く。
・ オタマジャクシは泥や草の陰に隠れているので、石を投げてオタマジャクシを見つける。
・ 最後に、水をバシャバシャして目標の場所にオタマジャクシを追いこんで、アミですくう。
・・・・。
これがまた、お見事。 長女がすくってバケツに入れた大量のオタマジャクシを、次女がおたまですくう・・・。
それにしても、水を早くから入れたせいなのか、去年よりゲンゴロウやタガメの数が増えた気がする。蛇も増えたけど。
そして、予定通り雑草(特にコナギ)の大量発生。 思ったより、ヒエが生えてこないので、明日は水を切ってみて、バァーっと芽が出てこないもんかな。 で、木曜日に代掻き。
今年の「2回代掻計画」。 2週間以上草が生えるのが遅れてくれれば成功、1週間以内に草が生えるようなら失敗。 さてどうでる!?!?!
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