19世紀以降、ソブリンデフォルト(国家債務不履行)は300件以上。ギリシャは、1829年にオスマン帝国から独立して以降5回のデフォルト、そして独立以来半分はデフォルト状態。歴史をよめば、ギリシャのデフォルトは当たり前の話。1976年に英国のIMF危機、1997年のアジア通貨危機、1998年のロシア財政危機。過去の歴史から、国が危機になった時、マネーはどう動くのか?その後国はどうなるのか?
リスクマネーの本丸、日本。歳入の半分を借金に頼り、歳出の1/4が利払い。震災後、5月の貿易収支は赤字の見通し、いよいよ経常収支が赤字となりつつある。日本のソブリンCDSはじわじわと上昇を続け、現在MoodysのCDSレーティングではBaa1。
税収40兆円、利払い費用20兆円、借金の総額は最低でも1100兆円、そんな国の10年物国債の金利は、たったの1%。
長期国債先物委託売買シェアは海外67%。
コメント