南と西の道路に面した西の庭です。この庭ははなれが建った平成元年に作られました。よくある、石がダラダラ並び樹木も均等に配置された普通の庭で、古さも感じられずなんともコメントしがたい庭です。昨年より、数年後を見据えて、改造をはじめました。
思いきって木を数本伐り、石もほとんど除き、起伏を作ってみました。庭の中心は、杉苔。この庭には道路からの目隠しとしての役割が必要、それから玄関と縁側からの眺め、そして狭い庭を広く見せようと、思いながら試行錯誤中です。垣根をもう少し背を大きくしたいのですが苦戦中、杉苔は想像以上に増殖中、もう少し石をどけて起伏を考えようと思ってます。以外に困ったことが、お客さんが来られる天気の良いに日は、杉苔の色が悪い。雨上がりが一番奇麗。
一年通して気づいたことは、北側の庭と南側の庭の違い。家の敷地(道路・車庫・玄関の位置)でそれぞれの家毎に状況は違いますが、暗い影のある湿った北側と、眩しく影のない乾燥した南側の考え方。
最近、家を造る時は南に庭と大きな窓、太陽の光が入るリビングがパターンですが、大事な事は暮らしやすい事と暮らしを楽しむ事。
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