朝、電車で起きたらどこかの駅、歯磨きしに水道に行ったら目的地のベナレス。慌てて荷物まとめて、電車から降りる。今回の最後の町は、ヒンディーの最大の聖地。ここで死ねば解脱できる都といわれており、この町は別名【大いなる火葬場】。
この町には、露天の火葬場が2つあり、【死を待つ人の家】が数十個あるらしい。死んでから火葬場に来るのではなく、ここで死ぬ為の家。
対岸で煙が上がっているのが火葬場。
全員が火葬されるわけではなく、子供・妊婦・お金のない人は遺体に重りを縛り付けて、そのまま川に流される。もちろん、ひもが腐ったり・重りが取れたりして遺体は浮かんでくる。それらは、火葬場の対岸(写真の手前の川岸)に上がる。
私は、初めそんな予備知識もなく、ただ対岸から町を眺めようと思い川を渡った。町を見ながら川岸を歩いていると、一体の死体が目に入った。はっと辺りを見回すと、大量の死体が並んでいた。
この町は死との距離がいつもより近すぎる。
いつも死との距離が遠すぎるのかもしれない。
この聖地は、今までの町と違う。
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