2F の LIVING 夜のCG。 BALCONY の向こうは、空と緑のOPENVIEW。
バルコニー側は、自然の崖、しかも東向き。建具はFIXや全開口にしてバルコニーを目一杯伸ばす。
朝の2FのLIVINGは、清々しい朝日に包まれての、モーニングコーヒー。
バルコニーの下にスイッチを絡めた外部コンセントを配置して、後でお客様に投光器をつけて頂く。
夜の2FのLIVINGは、部屋の明かりを落として、崖の緑に投光器を向けて、リラックスタイム。
この崖の高低差と、遠くまで抜ける山の景色は、 全て取りに行きます。
おじいちゃんおばちゃんの時間はもちろん、これからもお孫さんをはじめ家族みんなが大好きな家になってほしですね。
ということで、希望は図面に詰め込み提出しました。 今回のリフォーム、厳しい見積もりになりそうですが、ぜひ実現したい。
今回の家は、本当に敷地に恵まれていた。
このようなロケーションは、間取りや予算で得られるものではなく、敷地が全て。
1. 東が遠くまで見渡せる。
2. 建物に対して、低い位置に樹木があれば、視線の先には、綺麗な緑。地面はみえない。
3. 高低差があればある程、そこに建物の計画は難しく、将来に渡って建物が立つ可能性を考える必要がない。
4. 市町村の土地であれば、樹木の手入れは、おまかせ。(参考までに・・・)
敷地のプランは平面プランよりも、可能性が大きい。 土地にもよりますが、設計するにあたり敷地のプランがきまれば、平面・断面は決まってきます。
また私のような、街から離れた山奥で設計の仕事をする上では、敷地プランの発想を磨けば、よりいい仕事に繋がる。
予算をかけて自然に逆らった人工的な設計をするより、自然に従い自然を利用し、その敷地でしか成立しない設計を。
ご縁があって、私たちに設計をさせていただけるなら、ぜひ敷地プランからお願いしますね♪