今年2度目の信州安曇野へ、まだ山々に雪はかかっていませんでしたが、紅葉が綺麗だった。
今回は私の目標の一人、建築家 降幡 廣信 氏 にお会いする為に。 今から30年前に、初めて「民家再生」の仕事をされた方です。
名刺の交換をさせて頂き、少しばかりお話をしました。
降幡氏は静かな口調で、故郷である信州安曇野の、風景・自然に調和した本棟造りという民家の風土が心から好きだ、そしてこの美しい風土を次世代に引き継ぐんだ、という言葉を繰り返しおっしゃられていました。
著書は全て何度も読んでいましたが、細かい事は抜きにして、ただただシンプルな理念をお持ちの素晴らしい方でした。
降幡氏がされてきた仕事は、100年経ってもこの安曇野の風土を次世代に伝え続けることでしょう。
私が好きな言葉に、「 風土1000年 風景100年 景観10年 」 という言葉があります。
改めてこの言葉を見直し、この地方の美しい風土、そしてこれからの子供たちに何ができるのか、日々考動しなければなりません。
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