無農薬の稲藁 (ややこしく言うと、除草剤を使わずに育てたお米を、自然乾燥させて収穫する時に出る副産物)。
最近、お米の山田さんより、名古屋の左官屋さんが無農薬の藁を探しているとの話しがありました。詳しい内容は、土に無農薬の藁を入れて建物の壁とし、居住空間を作るワークショップに使用するとのこと。 このワークショップは、山梨でされるそうでちょっと遠いですが、私の藁が家の材料になるということは大変嬉しいことです。
稲藁は昔の暮らしの中で、木舞や苆として日本家屋に使われ畳・茣蓙・莚・藁布団としても使われ、衣としては、笠や蓑、草鞋、深沓、他にもいろんな藁製品や、家畜の飼料や燃料など・・・なくてはならないものでした。今は、ガソリンやビニールやプラスチックなどの原料である石油にとってかわり、藁の需要はほとんどありません。無農薬の藁は、一部のこだわっている方には少し需要があるようです。お米を除草剤を使わずに天日干しする人が、少ないということだと思います。
昔は当たり前の事ですが、自分で育てた無農薬のお米を食べ、その稲の藁で作った家で暮らすことが、今ではいい遊びです。
しかし、藁が山梨の家までいくという事は、山梨より遠くに家を設計しないと、設計の仕事が藁に負けてしまう・・・。
ということなので
全国どこでも行きます、設計の依頼は水野設計室まで。 もれなく無農薬の藁使いたい放題!!(笑)
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