家に関わる仕事をしている人(設計者や営業の人)には、「こんな家が暮らしやすくていいですよ」とか「こんな家が楽しいですよ」という様々な理念や思いや提案があります。もちろん、そこに暮らす家族や土地や予算や目的によって、いろんな答えがあります。 しかし、その最もリアルな答えは、言葉や活字ではなく、またその人が作ってきた作品でもなく、本人が暮らしている家にその答えはあると思う。 この本を見ながら、そう思いました。
例えば、車関係の人が乗っている車、料理人が普段食べているご飯、お医者さんが自分に使う薬、新聞記者が読んでいる記事、保険会社の人が加入している保険・・・など、もちろん好みの問題は多いにありますが、言葉や活字よりも、理屈抜きでリアルですよね。
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