白洲次郎を初めて知ったのは、就職したてのビジネス書にはまっていたころ。旧白洲邸が武相荘として公開しはじめた頃で、いつか行こうと思いながら約10年経ち、今回やっと。
場所は、東京町田市の山手。1942年40歳の頃、徴兵を回避して住み始めたそうですが、その頃はおそらく日本どこにでもあった農村だったと思います。今は里山にはきれいに住宅が立ち並んでいました。茅葺きの家ですが、中は一日100~200人の来館があるようで、まるで雑貨屋さん。どんな暮らしぶりだったのか楽しみにしていきましたが、敷地から小物までかなり手が加えられてよくわかりませんでした。季節にもよりますが、花の飾り方はよくてちょっと家でも試そうかなと。
どこまでが真実かわかりませんが、戦後、白洲次郎はこの武相荘で野良仕事をしながら、表舞台では吉田首相の側近としてGHQと渡り合っていたそうで。あれから60年、今は西から中国漁船・北からメドベージェフ、首相はビデオ流出の犯人探し、落ちる日本。第一次大戦の賠償金を92年ぶりに完済したドイツ。ねじれてしまったアメリカ。崩れ始めたアイルランド。次期リーダーが決定した中国。、歴史はゆっくり動きていることを実感、ボケてる場合じゃない。
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