今日は、朝から福地の山田さんの所へ籾を持っておしかけ、籾摺り(脱穀した籾を剥いて玄米を取りだす)をさせていただきました。
使用したのは小型の家庭用籾摺り機で、機械に翻弄されながらも、無事玄米を手に入れました。玄米75kgするのに約30分。
その後、山田さんに私のお米を見て頂き、お米の深ーい深ーい物語のほんの一部を聞いてしまいました。
今年は「除草剤を使わずに天日干しをする」という肉弾戦しか考えてなかったのですが、山田さんの話を聞いて来年は、品種選びから天候を考慮した水管理や刈り時・乾燥期間など、もうちょっと頭を使って米粒の事を考えます。
80歳までやるとして、あと50回! 昔の人は、年をとっても朝から晩まで農作業をして偉かったと言うけれど、実は楽しくて楽しくて死ぬまでやめられなかったのかもしれない・・・と思ったりした次第です・・・。
ついでに、去年の籾もお持ちして摺ったところ、案外と籾貯蔵はいいとのことでした。
その後、近所のおばあさんの家に玄米を持ってお邪魔して、精米をさせてもらいに行ってきました。昔よく農家の倉庫に置いてあった循環型精米機でつきました。
この容器に30kgのお米を入れ、約30分かけてお米の重力にまかせて、じっくりごろごろ精米しました。
去年は、稲刈りをコンバインでお願いしましたので、稲刈りをして頂いた日に、お米たちは米屋さんの所へ運ばれ、一晩乾燥して、そのまま籾摺りして、選別しされて袋詰めまでされて、きれいな玄米となって、我が家に帰ってきていました。だから、ほとんど自分で作ったお米という気がしませんでした。本当に自分のお米かもわかりませんでしたし、そもそも去年は、田植えが終わった田んぼから世話しはじめましたの、全くわけわからんかったですけど。
今年は、いろんな人にお世話になりながら一通り(稲は買いました・・)作業をやって、とりあえずお米ができました。ご馳走様でした。
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