今日は、今も現役でマハラジャが住むパレスへ行くことに、目指すは下の写真の真ん中の宮殿。マハラジャとは、超富裕層の貴族。
徒歩で2時間歩き続けて、やっと到着。しかし、見学はできないとの事。ここで日本から持ってきたシャツとネクタイをして、どうしても入りたいと言ったら、ホテルに泊まるか食事をするなら入れるとの事。一番安いのを頼んだら、3000ルピーのブレックファストとのこと。日本円に換算して6000円の朝定食。今泊まってるホテルが一泊150ルピー。
やっと門が開きました。ヨーロッパの建築家の設計だそうです。
本物のインド人です。
テーブルからの眺め。
正面がホールです。常に右後ろと左後ろに二人ボーイがいて、なんでもしてくれます。私の右手と左手のように。お客さんは私と他に一組のインド人の家族。
インドの大きな格差社会を感じました。
帰り道にあった子供たち。
ホテルに戻ると、ホテルの前のストリートで子供たちが、子供らしく遊んでいる。近所のおばあさん達も家から出てきて、子供たちを笑顔で眺めて。子供たちがクリケットを始めると大人も入って、私も誘われて。この地区は快適ではないし貧しいけれど、インドで見た一番羨ましい光景でした。やっぱりこういう子供たちと一緒にいることが、大人にとって一番幸せなことじゃないかなと思いました。
ホテルの近所の子供たち、左がサダム。サダムは11歳で、賢い少年。私の後を着いてきて、地球の歩き方を見ながら日本語の勉強と、いろんな話を聞きたがる。旅行者から教えてもらったようで、サダムは数ヶ国の言葉をしゃべる。サダムはもっと勉強したいし、いろんなところへ旅行に行きたいと。将来何をしたかと聞いたら、父と兄とホテル経営をすると。そういえば、シャルマンも父と同じリキシャーの運転手だった。多分、やりたい事に挑戦する以前に、いろんな物を見る機会がないんだろうなと思った。その点、私は恵まれている。
その日の晩は、南米のチリから来た女の子二人と、乾杯。2年ぐらい旅をし続けているらしく、日本でも働いて資金を作って旅行しているとの事。半分ほどしかわからなかったけど、いろんな国の話をしてくれた。最後にチリはインドのように物価が安く、お酒もご飯もおいしく、綺麗なところでおすすめだと。今度の私の一人旅は、メキシコから入ってチリまで南米の遺跡を見ながら南下していくコースへ行こうと思いました。
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