今日は、多治見へ行ったついでに、ある方よりご紹介いただいた、喫茶と工房がくっついたあるギャラリーを見学に行ってきました。3月の水野設計室のギャラリーに参考になればと思い。
ももぐさ ← クリック
休・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
がっかりしていたら、可哀そうに思ったのか、お店の方が少しだけ見せてくれました。人気がありそうな素敵なところでした。また、行ってみます。
« 2009年12 月 | メイン | 2010年2 月 »
今日は、多治見へ行ったついでに、ある方よりご紹介いただいた、喫茶と工房がくっついたあるギャラリーを見学に行ってきました。3月の水野設計室のギャラリーに参考になればと思い。
ももぐさ ← クリック
休・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
がっかりしていたら、可哀そうに思ったのか、お店の方が少しだけ見せてくれました。人気がありそうな素敵なところでした。また、行ってみます。
| 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
【 酒 と 器 の 展 】
3月6日(土)・7日(日)10時→15時に、八百津町本町通に蔵をかまえる 花盛酒造 さんの蔵開きがございます。このたび、この蔵開きにあわせて水野設計室でギャラリーを同時に開催させて頂くことになりました。 花盛酒造さんの蔵開きの記事
水野設計室のギャラリーでは、同じく八百津町錦織に工房をかまえる 漆芸家 井筒佳幸 さんの製作した 漆 器 を展示させて頂けることになりました。 井筒佳幸さんの個展の記事
水野設計室では、座敷にてくつろいで頂ける空間を用意します。
酒蔵や漆や座敷を通して、
昔の美しい日本の空間・時間を感じていただけます。
ぜひこの日は八百津へ足を運ばれ、お薦めの蔵開きの見学へ行かれ八百津を観光して、水野設計室にお寄りいただければ幸いです。
また、事務所では模型・図面を展示し建築士の仕事を紹介しております。建築士の作る家をご覧になりたい方もお気軽にお越しください。
日時
蔵開き 2010年3月6・7日10:00→15:00
展示会 2010年3月6・7・8日10:00→19:00
場所
蔵開き 花盛酒造
岐阜県加茂郡八百津町八百津4091 ℡ 0574-43-0016
展示会 水野設計室
岐阜県加茂郡八百津町錦織1152-2 ℡ 0574-43-1603
カテゴリー: 5 サロン | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
住宅版エコポイント。
覚えることが、多すぎます・・・。
正式に成立するかどうかは年度末(3月)になりますが、住宅取得等資金の贈与にかかわる非課税措置が拡大される方向です。一応国土交通省に確認しました。
・H22年1月1日~平成23年12月31日までの時限措置として、20歳以上のものが直径尊属(親等)から住宅取得資金に充照るための贈与をうけた場合の贈与税の非課税措置を拡充します。
具体的には、現在住宅資金の贈与は、本来基礎控除110万円で現行500万円上乗せされ610万円まで非課税です。上記の法律が実施されるとが、500万円が1500万円に拡大され1610万円まで非課税になります。
普通1610万円の贈与の場合、通常の基礎控除110万円だけでは、贈与税525万円になります。この金額が非課税となると相当大きな減税です。
お考えのご家族には朗報です、ご参考まで・・・。
000056970をダウンロード ←国土交通省の詳細です。
| 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
メジロたちがほぼ、完食していきました。
1月11日の写真 ← クリック
一ヶ月弱、娘達も小鳥を見て楽しみ、鳴き声を聞いて楽しみました。
本当に最近周りには、耳に聞こえるものが、人工的なものが増えてきたと思います。自然の状態で自然の物とかかわる時間を大切にしたいと思います。
まぁ・・・、その代償として、糞害により大切なスギゴケが・・・・。
| 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
カテゴリー: 4 記録 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
前回のレポート、ぼちぼち好評でした。
思ってた以上に、関心を持ってる方が多かったです。
もう一度簡単に言うと、お得な制度を利用すること。太陽のよく当たる環境と広さがあれば効率と安全性は上がる。モジュールの耐用年数と土台である家の耐用年数も考える。メーカーは設置環境とご資金で考えられては。一番気になる初期投資と発電量は正確にはわかりません。ということです。
ただいろいろお話をして、もう少し詳しくお得な制度のところと、一番気になる初期投資と発電量について補足しようと思います。
1.お得な制度
お得な制度には、①設置に関する補助制度と、②太陽光発電の買取制度の二つがあります。両方とも太陽光発電を推進する制度です。
①
設置に関する補助制度。簡単に言うと、国や地方が初期投資の時にいくらか補助します。というものです。
制度の概要
・補助金は、太陽光発電システムの最大出力1kWあたり7万円。
(全国平均である3.8kWの場合の補助金、 3.8kW × 7万円/kW = 26.6万円 )
・本体や工事費全て含めて1kWあたり70万円以内であること。
(太陽光発電システムの総額が70万円/kWを超えると、補助金は出ないということ。
全国平均である3.8kWを 70万円/kWで設置した場合の総額、
3.8kW × 70万円/kW = 266万円 実質負担は、 266万円-26.6万円 =239.4万円 )
・自ら居住する住宅に新たに設置する個人であること。
・今は補正予算で組まれており期限は今年の3月まで。
(4月以降は未定とのこと、申請の手続きには1ヶ月見ておけばいいようなので、まだ間に合う)
・他に細かいことが多いので、よくある質問へ。
機関に問い合わせたら、申請すればだいたい受理されるとのこと。多分、補助金がもらえる条件であれば設置する人が多いとのことでした。三洋電機は性能が良いかわりにモジュールだけで70万円/kWを超えるので、三洋電機に問い合わせたら、設置業者に聞いてくださいとのことでした。
当初昨年の4月には200.5億円の予算を組んだが昨年11月に予算に達し終了、現在補正予算。他にも、地方の補助金があります(一覧)、地方によっては10万円以上も。大盛り上がりです。そのうちHondaのディーラーが自動車と一緒に太陽光発電も売ることになるのかな・・・。
②
太陽光発電の買取制度。簡単には言いづらいですが簡単に言います。
現在各家庭ではざっくり(本当は使用量・オール電化など契約によって異なりますが)電気は1kWhを24円で買っており、太陽光発電を設置している家庭も太陽が無いときは発電していないので(発電量<消費量)、同じように買ってます。ただ太陽光発電を設置している家庭では、太陽の出ている昼間はたくさん発電しており(発電量>消費量)、余った電力を電力会社が買取しています。(家庭が電力を売ってます。)で、やっと本題。
制度の概要
・1kWh24円の買い取り価格が48円に値上がりしました。
(この値上がりした代金は電力会社が負担するわけではなく、太陽光発電をつけていない家庭が負担することになります。 太陽光サーチャージ : 去年のサーチャージ分は今年22年4月から始まります。一般的な家庭では月100円未満だそうです。詳しくは4月になれば電気代があがりますので)
・太陽光発電の出力が10kW未満で住宅用であること。
(オール電化かどうかは問われません。)
・1kWh48円の値上がりした買取価格は120ヶ月間(10年)適用。
(120ヶ月間後はいくらになるのか、24円に戻るのか・・・よくわかりません。)
・現時点では、1kWh48円の買取制度は今年の3月までに申し込みをした場合に限られます。ただ、来年一年も延長する方向性だそうです。
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 以下抜粋(資源エネルギー庁) ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
Q.年度ごとに買取価格は変わりますか?
A.買取価格については、太陽光発電パネルの普及状況やパネル価格の動向を見ながら毎年見直しを行っていきます。例えば導入当初については平成22年3月末まで(※)に買取りの申し込みをされた場合は、住宅用、非住宅用それぞれ1kWhあたり48円、24円での買取りになります。
(※)買取価格は、審議会(買取制度小委員会)の議論を踏まえながら決定されますが、買取制度小委員会「買取制度の詳細設計について」取りまとめにおいて、買取制度の開始当初(制度開始後、平成21年11月1日から平成23年3月末までに買取りの申込みのあったもの)の買取価格は、48円/kWhと言う方向性が出されているところです。
したがって、特段の事情変更がなければ、平成22年度についても、買取価格は48円/kWh等となることが想定されます。
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
まぁこんなところです。
24円がどうなのかといえば、参考になりませんが、適当に計算すると。
たとえば5kWの太陽光発電システムで発電電力を全部買い取ってもらうとすると。相場の1kWh70万円で設置したとして、
初期費用 3.8kW × 70万円/kW = 266万円
1kWの太陽光発電で年間1000kWh発電したとすると、年間で3800kWh発電。
年間買取金額合計 3800kWh × 48円/kWh = 18.24万円
10年で182.4万円、残りの83.6万円は24円で買い取ってもらうと、10年弱というところです。
何度も言いますが、初期費用と発電量は適当です。
2 初期費用と発電量
| 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
| 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
1 はじめに
お金のことは考えず太陽光発電は地球のためにするべきだと思いますが・・・、とりあえず今後の設計に役立つと思い勉強してきたことを報告します。まず、私は施行業者ではないので設置したこともありませんし、我が家にもまだ設置はしてありません。ただ第三者の立場で、報告しているだけです。情報の正確さは保障しません、各自で判断してください。質問・相談は私のわかる範囲であればお答えいたします。
2 どのくらい増えているか
まず、太陽光発電の受理件数。受理されていないものもあります。
①去年から今年3月までの1kwh出力当たり7万円の国からの補助金。
(国とは別で地方自治体もあります。→ 岐阜県 )
②去年から来年3月まで売電値段が24円→48円(今後10年固定)。
これだけ制度がそろうと、太陽光発電を予定している新築であれば、メリットがあると思います。既設の建物でもかなりメリットのある建物が増えてきたと思います。ただ、メリットの少ない建物も多いと思います。その理由は効率だと思います。
3 効率 1 日射
一番目は、モジュールに太陽の光がいっぱい当たること。
【モジュールとは、発電する部分です】
一番効率がいいのは南30度。東30度は南30度より効率が16%DOWN。西30度は厳密に言うと、西日で熱くなり東30度より落ちるとのこと。
南10度で南30度より5%DOWN。傾斜角0度で南30度より10%DOWN。
とにかく効率のよい南面側に、太陽の光を遮るものがなくモジュール設置可能な面があるか、もしくは作ること。陸屋根(水平な屋根)は問題なし。
3 効率 2 期間
二番目は、長く使うこと。
空の人工衛星も太陽光発電ですが、半永久的ともいわれています。
モジュールはメンテナンスフリー、ただ屋根の上においておくだけ。国内で一番古い京セラの25年前の太陽光発電も今もなお稼働中。現在は機能も上がっていることを考えると、モジュールより土台(家)の耐用年数を考えてしまいます。
普通の新築の家であれば30年は大丈夫ですが、既築の場合は状況にもよりますが、特に屋根材の対応年数は考えた方がほうがいいと思います。
モジュール以外のパワーコンディショナーやモニターは普通の家電のように10年から20年で壊れるそうです。
3 効率 3 面積
三番目は、設置可能な面積が大きいこと。
場所によって、面積と出力と費用の適切なバランスがある思います。
① 面積【㎡】とは発電面積、屋根端部1/10は設置を控えたほうがいい?
② 出力【w】とは発電能力、大きいほど効率がいいが高価。
③ 費用【¥】は標準機器価格と、架台費・工事費・他経費。
費用は安いほうがいいが、当然出力が下がり面積がないと効率が・・・。わざわざ太陽光を設置するならできる限り電気代ゼロを目指して、出力を上げ狭いスペースにもモジュールを設置したいが、費用が上がり効率は・・・。面積に余裕があれば、効率はいいと思う。
下に4社の比較表を作りました。薄膜のHonda ・ 世界のSHARP ・ 稲盛さんのKYOCERA ・ パナソニックのSANYO の4社。Honda 対 関西電気大手。他にも 三菱の三菱電機 ・ 薄膜のシェルソーラー ・ 鐘淵化学のカネカ などもございます。
各メーカーそれぞれ特徴があり、特に既築の場合であれば、各メーカーで見積もりをして検討したほうがよいと思います。各メーカーそれぞれモジュールの大きさの規格が異なり、設置のルールも異なるので、設置場所によって費用と出力と費用に差がでると思います。
① 1㎡当たり出力を比較すると、
三洋163W シャープ144.3W 京セラ135.1W ホンダ111.5W
② 1kW当たりの製品の費用を比較すると、
ホンダ¥483000 シャープ¥520000 京セラ¥609000 三洋¥715000
③ 4kwhのモジュールを比較すると、
ホンダ35.9㎡¥2256450 シャープ27.8㎡¥2505930
京セラ29.8㎡¥2930970 三洋24.4㎡・¥3238200
(私が適当に選んで、勝手に計算しています。金額はモジュールだけです。)
新築の場合は、現状はシャープの規格・ルールにあわせて屋根を考えるのが一番よいと思います。面積に余裕がなければ三洋電機。ややこしい屋根になったら京セラ。
設置可能面積に余裕があれば、効率は上がります。
4 発電量計算
あまり参考になりませんが、一応シュミレーションしてみます。
太陽光の設置状況ですが上記の10都道府県で全国の50%を占めてます。人が多いからかわかりませんが都市の方が進んでます。いずれ地方も・・・。北の雪の多い所は効率が下がるので少なく、南が多いです。また全体の7割以上が既築、新築は3割以下です。
出力の平均は3.79kw、新築・既築そんなに差はありません。多分、日本の家の屋根に太陽光モジュールをつけれるだけつけた平均が3.79kwだと思います。
岐阜 件数18位 新築479 既築899 合計1378 シェア1.7%
出力29位 新築3.86kw 既築3.8kw 平均出力3.81kw
検討されている方は、ご自分で計算してみてください。
約3.8kWhの太陽光発電の費用と発電量と面積の計算。
名古屋で、出力3.84kWシステムで、南30度で、
SHARPの発表している年間予想発電量4313kWh。
まずどれだけ費用がかかるか?
標準機器価格に架台費・工事費・他経費全て合計して、出力1kW当たり 70万円 が相場だそうです。実は、どこを見ても工事費の参考になる金額がなく、モジュールの性能でも値段が変わるので、今回はこの相場で考えます。
3.84kW(出力) × 70万円/1kW(相場) = ¥2,688,000(合計)
【モジュール定価で24枚¥1,905,120 + パワーコンデショナー¥266,700】
補助金を頂いたとして、出力1kW当たり 7万円。
3.84kW(出力) × 7万円/1kW(決まり) = ¥268,800(補助金)
補助金を差し引いて初期費用。
¥2,688,000(合計)-¥268,800(補助金)=¥2,419,200(初期費用)
次に年間でいくら分発電してくれるか?
SHARPが名古屋で出力3.84kWで南30度の時に、年間で発電量4314kWhと予想しているので今回はこれで考えます
【年間発電量の予想はどのメーカーも似たようなデータです。なぜ年間かというと季節によって日照の角度・時間の影響で発電量が変わるから。3.84kWは1時間あたりの最大出力(だと思う・・・)だが、単純に年間予想発電量を365日で割ると、4314kWh / 365日 = 11.8kWh/日。一日約3時間分。売電48円/kWhは、消費より発電の方が多い時間帯だけ。基本的に太陽が出ているお昼。48円/kWhは10年限定、通常は24円/kWh。発電していないときは24円/kWhで普通に電力会社から買います。補足、一般家庭の年間消費電力量(オール電化・エコキュート)は約5500kWh程度と書いてあったので、4314KWh / 5500kWh =約78% 。】
実際は48円/kWhで売っているが計算がややこしいので、発電した電力24円/kWhで換算すると。
4314kWh(年間発電量)× 24円/kWh(電気代)=¥103,536(発電量)
【オール電化(エコキュート)であれば、先ほどの5500KWHで考えると、後モジュールを6枚程追加すれば、計算上電気ガス代ゼロになりますが・・・。】
回収するのに何年かかるか?
¥2,419,200(初期費用)/¥103、536(年間発電量)=23年(回収期間)
24年目からいけるところまでは、ただということになります・・・。
【期間が長くなるとすると、15年から20年でパワーコンディショナー¥266770が壊れるらしいです(モニター¥44100も)。】
【期間が短くなるとすると、売電48円/kWh分を計算に入れていない。】
【なんともいえないのは、初期費用と発電量です。】
設置屋根面ははどのくらい必要か?
1165mm【モジュール幅】 × 990mm【奥行】× 24枚 = 27.68㎡
安全のため屋根端部1/10は設置を控え、6枚×4枚並べるとする。
横幅 (1165mm×6枚)/0.8 = 8M 73cm
奥行 ( 990mm×4枚) /0.8 = 4M 95cm
8730mm × 4950mm = 43.21㎡ 【設置面積】
南30度に 横 8M73cm 縦 4M95cm の屋根が必要です。小さくはありません。
4 安全性
モジュールと架台を合わせると大きい物が屋根の上にのります。のせるつもりで家を設計する事と、のせるつもりもなく設計した家にのせる事は、当然違います。
また日当たりの良いとこは当然風通しも良いので、現場ごとに判断した方がよいと思います。
基本的に瓦一体型でなければ施工は、垂木(野路板)に木ねじで固定し、防水コ―キングします。要は、屋根の上でドリルで穴開けて、防水のコーキングをします。太陽光発電の一番のクレームは、雨漏りだそうです。私も実際施工の練習をしましたが、小屋裏からでなく屋根の上から垂木の位置を判断するとか、まっすぐ木ねじを打つとか、防水の加工をするとか、どう考えても屋根職人さんの技術次第と感じました。安さより確実な業者にお願いする方がよいと思います。
また、メーカーによっても自社ルールや業者との関係が様々です。このたびのHondaは設置するに当たり建築士の許可が必要という自社ルールを設けたり、Hondaが設置を許可した業者でないと設置ができません。このルールは他のメーカーにはありません。ちなみに現在岐阜県では3社だけです。
研修で一緒になった、10社以上のメーカーの設置のご経験のある関西の施工業者の方が言っておりましたが、あるメーカーでは安全性のため設置を断るところもあれば、同じ現場でも契約をとる為に強引に設置するメーカーもあるとか。業者でも安くする為、強引に設置して架台費を削ったりとか、はっきりした全体のルールや相場がないので、この業界では一部はめちゃくちゃだそうです。
補助金やイメージの追い風で昨年より本格的に拡大してきた状況なので、10年20年後その先のことを考えると何が良いのか悪いのか分かりません。しかし家を建てる時もそうですが悪質な場合を除いて、ある業者が250万円かかるところ別の業者が200万円といった場合、必ず50万円の差は何かで出ますのでよく検討してください。
5 太陽光発電のデザイン
例えば南の採光を遮って家のいい空間を一部壊してまで設置する、または家のイメージを壊してまで設置する。お金に直接換算できる電力や部材とちがい、人によって換算の仕方が全くちがう空間やイメージと太陽光発電を一緒に考えると・・・、迷いますね。ただ一つ言えることは、今でさえ同じような家が多いのに、屋根にモジュールを設置すると、本当に日本全国どこの町も似たような感じになると思います。やっぱり周りと一緒では面白くないので、何かこだわって楽しみたいです。
話がそれましたが、新築で設置するなら、隠すか見せるか決めて敷地全体からデザインしたいと思います。ただこれからは、新築の時には「設置しなくても数年後には、プリウスや40型の液晶テレビのように時代の流れと技術と量産により、身近なものになると思います。だから数年後にはいつでも設置できるよう、できるだけ効率のよい設置予定場所を考えて家の向きや屋根の面も敷地からデザインする。そして、屋根材や構造材も防水面のことも考え、余分な補強や手間がかからないようにすること。設備ではパワーコンディショナーやモニターや配線も増えるので、家の中のまとまりをよくすること。最後にモジュールを設置してもダサくならないよう、外観のデザインにこだわりたいですね。仕上げ材ですからこだわる方は、悩むと思います。実際見たHondaのBLACKのモジュールは合わせやすいかなと思いました。
6 まとめ
思い切ってまとめます。
面積と費用に余裕があれば、効率と安全性が上がる。
新たに家を建てるなら、太陽光発電のことは考える。
目標50年発電、25年で減価償却、残り25年は光熱費無料。
【太陽光発電システムの法定の耐用年数は17年、家の耐用年数は?です。】
石油・原子力を使わない、エネルギー。
終わりです。ありがとうございました。
| 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)
とても参考になりました。Hondaはいい会社でした。
Hondaは私の生まれる前のちょうど31年前、1948年9月24日設立。国内の自動車メーカーのなかで唯一戦後生まれ。私が初めて買ったモーターサイクル。図書コーナーには本田宗一郎の本がたくさんありましたが、一番部数が多かったのは藤沢武夫の本でした。
太陽光発電の技術は今すごいスピードで進んでいます。やっと太陽光発電も、手の届くところまできたという感じがしました。
遠くない将来、家の光熱費も車の燃料も全て、各家庭の屋根でまかなえる日が来るのかなと思います。
研修を終えてからは、屋根ばっかり見てしまいます。
| 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
明日から ホンダソルテック【HST】 の施工研修会に三日間参加してきます。その後・・・、HST認定Noが発行されるそうです。
Hondaは他社メーカーと差別するため、建築士と電気工事士の有資格者にのみHST認定Noを発行し、Honda の(住宅用)太陽光発電システムを導入する際には、HST認定No の両者が必要になります。
未来の為に持続可能な自然のエネルギー。
液晶テレビのパネルのように技術革新・大量生産による太陽光発電モジュールの価格低下。昨年には新築時に初期投資を10年程度で回収可能にするという国の方針により補助金・電力買取の制度の変更。
今年はますます、太陽光発電の普及が進んで行く中で水野設計室では施工業者ではなく設計事務所という立場から、発電効率・費用効果そして外観デザインまで、お客様にご提案できればと思っております。
我が家でも、太陽光発電を計画中なので、みっちり勉強してきます。
後日、このブログやホームページでも紹介致します。
| 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
| 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)