最近見かけることの減ってきた、民家の裏の家。納屋には、ほんのり藁と油の香り、ひんやりした漬物小屋、そして井戸に竈。
来年、この家にも息子さんの家族が帰ってこられることとなり、既存の家を解体して平屋のはなれを作ります。
辺りは田畑に囲まれ、見晴らしのよい斜面に位置するこの敷地。
回りの長閑な風土に逆らうことなく、日々田畑へ赴くお客様の暮らしに合ったはなれを。
母屋とはなれの間には、広い庭。庭で遊ぶ子供たちを、はなれから目を細めて眺めるおじいさんおばあさん。そんな微笑ましい風景を。
この懐かしい風土を、未来の子供たちに、このままの美しい姿でお返しできるように、「世代を繋ぐ庭」のある家。
本日、現場説明会を行い、数日後には各社の見積もりが出そろいます。
2012年12月完成予定。
敷地からの風景と、隣のお客様の田んぼ。この現場では、畑や田んぼのお話も、たくさん聞けそうで・・・うんうんうん。