建築士の家

世代を繋ぐ庭 3

 

今月初めに、4社に提出した図面 (車庫を含め37坪の平屋の住宅) 。
4社の見積もりを同時に開封して、工事会社を決定しました。金額も予算内におさまり、変更なしでスタートです。

ここからの眺めも、春から夏にかけて、随分変わりました。　耳に届くのは、瀬音と鳥の鳴き声と草刈機のｴﾝｼﾞﾝ音。
建て方を終えることには、綺麗な秋の景色に変わっている事でしょう、いいところです。

 

工事会社は、株式会社 佐合木材

2012年12月完成予定

 

 

 

八百津の家 4 石積み

 

小暑の候、若楓に青田、八百津はすっかり山色です。

八百津の家、4ヵ月がすぎて外構工事もひと段落、ようやく基礎の配筋まできました。
手前は昔の石積み、奥は新しい石積み。 前も後ろも緑に挟まれた石積みの上には、平屋の離れが出来上がります。 

 

 

田植え完了

 

 子供たちも帰ってきて、予定通り夏至直前に田植えしました。

 

5月21日に芽を出して、4週間。
苗箱には、余裕の種籾100gにしたので、6番目の葉もでてきて、大きい苗になりました。
分けつはなし、肥料が切れてる様子はなく全体に緑色。もう少し箱で引張れそうでした。
それにしても温かい頃に、苗床で育てるのはとても楽。草の時間も少しは稼げたし、秋に問題なく収穫できればですが・・。

ただ、苗の大きさ重さが田植え機の規格外だったのか、苗と苗との隙間が大きすぎたのか、植え方がバラバラ。
補植の大仕事が残ってしまったのだった・・・。今年の様子を観察して、来年は130~150 g 狙いで考える事にしよ。

 

 

re + house 3

今日はﾘﾌｫｰﾑの現場、引っ越しです。　蒸し暑い日ですが、窓越しの緑はとてもいい。

見積もり合わせで工事会社は決まりましたが、見積もり金額は予算オーバー。
お客様と何度も、図面と予算を睨めっこしながら、投入する部分と撤退する部分をはっきりして、金額調整を完了しました。

予算を意識して図面を描き始めると、金額をみる前から諦める部分が増え、希望を詰めん込んで図面を描くと、予算が・・・。
そんなことは多々ありますが、やりたいことしないと楽しくないですからね。

ということで今回は、2F にLDK と 山に向かって特大のﾊﾞﾙｺﾆｰ ♪ ♪ ♪

 

 

工事会社は、株式会社オンダ

2012年9月完成予定

 

 

神社へ

祭りも近づき、賑やかな祇園。
赤ちゃんの健やかな健康を願って、お宮参りです。

このたびのお目当ては、木屋町通二条下って 「割烹 やました」 。

 

緑 R

緑といえば、例えばこれ。　ジェノヴァの設計事務所、ﾚﾝｿﾞﾋﾟｱﾉのOFFICE。 建物にはみえないね。

ﾚﾝｿﾞﾋﾟｱﾉの国内作品の一つは関西国際空港。2002年、初めて一人で海外の建築を見に行ったﾆｭｰﾖｰｸ。南海の改札抜けて、いきなり関空のﾀｰﾐﾅﾙで、興奮したのをよく覚えてる。

 

 

 

 

 

緑

今月のA+Uは、ｸﾞﾘｰﾝｼﾃｨ。 都市や住宅に緑を取り込む流れは続いてます。
緑化や庭を作る際、ｺｽﾄやﾒﾝﾃﾅﾝｽはもちろんですが、時間の経過とともに古さのような深みのような雰囲気が、増す緑はとてもいいですよね。
作った時に完成してる緑では、徐々に汚くなり、ﾒﾝﾃﾅﾝｽで維持費がかかり、持続できないですから。

それにしても、最近の技術や考え方はいろいろあるんですね。

 

 

 

絵本の力

 

毎月うちには、長崎の本屋さんから絵本が届きます。今月は、ゆらら に ｢あかいくるまのついたはこ｣ 、ねね には ｢あすは きっと｣ 。

長崎の本屋さんは、子供にふさわしい絵本について、こんなことをおっしゃってます。

子供に見つめられるに足る美術であり、子供に美しいものへの感性を育てる絵本。
洗練された美しい日本語によってつづられ、子供の表現をより豊かなものに育てる絵本。
絵と言葉によって綴られた物語が、真に子供の心の姿と響き合っている絵本。

そして、親が子供に読んであげる事で、はじめて生命のかよう絵本なのです。

子供たちに絵本を読んであげられるのも、10歳ぐらいまで･･･かな。
子供たちに今しかしてあげられない事だし、私にとって今しかできなことだから、戻ってきたらもっと絵本の時間を大切にしないとね。

毎月本が届くの楽しみにしてる子どもたちに、明日郵便で贈る事にしよう。
とりあえず今日のとこは、おっさん一人で読んで寝る。

 

 

 

 

 

夜の障子

ノグチテーブル と イサムソファ と AKARI を揃えてみました。
ちょっとを明るく撮りすぎましたが、障子の紙に光を通すだけで空気は変るもんです。

明かりの取り方は、見たいモノと見たくないモノに合わせたり、高さや位置を考えていくと、結構迷うけど楽しめる。
やっぱり、どんなんにもなるシンプルなフロアスタンドが欲しいな・・・、できれば脚が木で地味なやつ・・・。

 

 

 

畑の食材

出産の為、むこうの実家に帰った妻と子供たち、もーすぐ帰ってきます。
一人での生活は、電球消えたり紙なくなったり珈琲なくなったり、食事はもちろん洗濯も含め、1カ月も過ぎると楽じゃない・・・。

ｶﾚｰも飽きたけど、今日はまた今週分のｶﾚｰを作ります。食材は畑のｼﾞｬｶﾞｲﾓと玉ねぎとｱｽﾊﾟﾗとﾚﾀｽ、そして肉とｳｨﾝﾅｰ。

 

玉ねぎは、可愛いらしいぐらい小粒、らっきょ！？。ジャガイモも、もちろん小粒。赤色のジャガイモも、掘ると出てくる。美味しいのは良い事なんだけど、みんなﾃﾆｽﾎﾞｰﾙより小さいから、ｶﾚｰ1鍋にたくさんいるんだよねぇ。種まくだけでは、大きくなってはくれません。ちょっと野菜の事もわかってきたので、来年はもうちょっと世話して大きく育てるよ。

 

 

なうふ

午後から岐阜で打ち合わせ、予定より早く終えたので、金華山の麓｢なうふ現代｣へ。
ギャラリーのオーナーとお話ししながら、お茶を一杯呼ばれて、ちょっといい事を思いついた！

 

帰りは金華山をドライブしがてら、岐阜の街を眺めるつもりが・・・、緑で街が見えませーん。

 

 

世代を繋ぐ庭 2

最近見かけることの減ってきた、民家の裏の家。納屋には、ほんのり藁と油の香り、ひんやりした漬物小屋、そして井戸に竈。
来年、この家にも息子さんの家族が帰ってこられることとなり、既存の家を解体して平屋のはなれを作ります。
辺りは田畑に囲まれ、見晴らしのよい斜面に位置するこの敷地。
回りの長閑な風土に逆らうことなく、日々田畑へ赴くお客様の暮らしに合ったはなれを。
母屋とはなれの間には、広い庭。庭で遊ぶ子供たちを、はなれから目を細めて眺めるおじいさんおばあさん。そんな微笑ましい風景を。

この懐かしい風土を、未来の子供たちに、このままの美しい姿でお返しできるように、「世代を繋ぐ庭｣のある家。

 

本日、現場説明会を行い、数日後には各社の見積もりが出そろいます。
2012年12月完成予定。 

 

敷地からの風景と、隣のお客様の田んぼ。この現場では、畑や田んぼのお話も、たくさん聞けそうで・・・うんうんうん。